カフーを待ちわびて
カフーを待ちわびて(2009)
監督:中井庸友 原作:原田マハ
出演:玉山鉄二、マイコ、勝地涼、尚玄、瀬名波孝子、宮川大輔、ほんこん、白石美帆・・
カフーを待ちわびてホームページ(波の音が心地良いです)
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ゆるやかに時間が流れる南の小さな島で、雑貨店を営みながら、
愛犬・カフーと暮らす不器用で地味な青年・明青のもとに、ある日1通の手紙が届く。
その手紙には「あなたのお嫁さんにして下さい」と書かれていた。
それは昔、明青が縁結びの神社で絵馬に書いたメッセージへの返事だった。
やがて一人の美しい女性・幸が訪ねてくる。
そして何の説明もなく、明青の家に住み付いてしまう幸。
彼女のことを“カフー”(=良い知らせ)として受け入れ、明青は幸と共に暮らし始めるが・・
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2/28(土) 横浜シネマリンにて
『カフーを待ちわびて』を見てきました。
公開初日に行ったのだけど、放映してる映画館・・少なくてビックリ!!・・大丈夫カシラ?
原作↓↓が大好きで、映画化を楽しみにしていた作品。
(本は映画と違って、軽くミステリー要素を持ち合わせている様な・・深読みしすぎてしまいます・・)
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小さな沖縄与那喜島(架空の島)が舞台の小さな恋のお話。
カフーというのは沖縄の方言で果報・いい知らせ。幸せ
この言葉が物語の中心にあります。
恋愛映画はちょっとニガテなんだけど、とても透明感のある作品で、
沖縄の空気も手伝って、すんなり入ってきました。
実際撮影はほぼ本島今帰仁村!!
私が本島でも好きな場所のひとつです。
沖縄の方言や三線の音色、旧盆のエイサーに福木並木。そして青い海。
空気を感じるだけで幸せだぁ・・♥(完全に重度の沖縄病)
ただ「明青」のイメージがすごーく冴えないイメージだったから、
玉鉄の演技が素晴らしくても、やっぱりイケメンすぎて・・(笑)
「幸」は影を隠しつつ天真爛漫なイメージだけど、
マイコでは存在感が儚すぎるかなぁ・・
あと、俳優さん達の方言に、とても違和感(笑)
でも二人が作り出す不器用でいじらしい感じが、 見ているだけでドキドキでした♥
結構笑うポイントも私は多かったデス。
現実の小さな離島のリゾート開発問題。 それも背景に取り上げられています。
ストーリー的には、ありえない・・(゚ロ゚屮)屮って話かもしれないけど、
人生って、運命って、そういう事があるからステキだなぁ・・って思います。(夢みる夢子ちゃん!?)
アレンジが加えられたり物語がカットされたりしてたけど、
上手に見やすくまとまっていたなーと思います。
沖縄らしい、ゆるくもあたたかな物語。
じんわりじんわり心の中に広がっていく優しさ。
カフーアラシミソーリ♥(幸せでありますように)
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